システム手帳 ―最高の “携帯情報管理装置”

私は幼いころ, “外出先で,簡単に個人情報を管理できる道具” が欲しいと思っていた。連絡先や金銭出納すいとう ,予定などを管理でき,ブログや小説を下書きすることもできる。便利そうであるし,なんだかカッコイイのだ。

当時の私が想像していたのは,手帳ではなく電子機器であった。小型で,常時インターネットに接続されている。そして,場所を問わずに文書を作成したり,電子メールを送受信したりできる―


スポンサーリンク

スマートフォンは使いにくい

現代のスマートフォンがそれに近い。しかしながら,スマートフォンのユーザーインターフェースは,情報管理装置としての使用を意図していないようだ。具体的には,情報管理に於いては下記の点で不便である;

  • パソコンのような “デスクトップ” が存在しない。
  • アプリケーションソフトの切替えが面倒。
  • タッチパネルのため,操作や文字入力が難しい。

書籍やウェブサイトは,スマートフォンが登場したころ,インターネットに常時接続された “携帯型情報処理装置” であり,一世を風靡ふうび するものだ,と喧伝けんでん していたように思う。

しかし,便利な情報機器であったはずのスマートフォンはわずか数年で “依存物” とされ,糾弾の的となった。

たしかに,スマートフォンはかなり進化した。

処理能力が格段に向上し,より凝った描写や,複雑な処理を必要とするゲームが楽しめるようになった。
画面の画質も同様であり,娯楽動画を視聴しやすくなった。
通信可能な容量が多くなり,そして通信速度が速くなったことによって,場所を問わずに動画やオンラインゲームを楽しめるようになった。

一方で,文書作成や表計算が使いやすいようポインティングスティックが搭載とうさい されたり,言語や入力方式によって付け替えられるキーボードが同包されたりすることはなかった。

であるから,スマートフォンは現状,”携帯情報管理装置” としては適していないのではないか。


システム手帳とは

システム手帳とは,”バインダー式の手帳” である。

そこに綴じる用紙 ―”紙ではない” ものも存在するが― は,”リフィル” と呼ばれる。

リフィルには多くの種類がある。無地,あるいは罫線けいせん のみが印刷された “ノートリフィル” のみならず,
予定や住所録などの記入欄が印刷されたものも存在する。記入用リフィルなら,家庭用プリンターで印刷して綴じてもよい。

記入用に限らなければ,さらに多くの種類が存在する;

  • インデックス(見出し)
  • カード保管
  • しおり
  • クリアファイル
  • ペンホルダー

私の使い方

私は12歳(中学校1年生)のときからシステム手帳を使用している。最初に使用したのは,100円ショップで購入したもので,大きさはミニ6穴である。

それから,1,500円ほどのバイブルサイズバインダーも使用したが,すぐにミニ6穴に戻ってしまった。


私は現在,”fILOFAX” 社が販売している <<MALDEN>> というバインダーのミニ6穴サイズを使用している。

そして,主たる用途は下記の通りである;

  • 予定管理
  • 金銭記録
  • 外出時の執筆
  • 資料の携帯

予定管理には,”QUO VADIS” 社の <<Timer 14 Prestige>> という週間バーチカルリフィルを使用している。

金銭記録用のリフィルは自作した。取引 ―物を買ったり,サービス料を払うなど― があったら記入するのだ。そして定期的に表計算ソフトに入力し,入力が済んだ用紙は手帳から外して保存している。

ノートリフィルを執筆に用いている。外出先でブログや小説を書きたくなったら,これに記入するのだ。帰宅後,コンピュータに入力する。


さて,私はメモを取るとき,システム手帳を使用していない。胸ポケットにメモ帳を入れておき,それに記入するのだ。

管理のしやすさも理由のひとつだが,やはり最も重要な理由は,取り出しやすさである。胸ポケットの入れておけば,すぐに取り出せるのだ。