ポメラ DM100を買ってみた

私は,テキスト入力専門の機器「ポメラ」を,小説やブログを書くときに使っている。ポメラについては,以前の記事で詳しく紹介しているので,よろしければ参照いただきたい。

留意:下記の販売リンクは最新機種のDM200ではなく,この記事で紹介しているDM100です

さて,先月,愛用していたDM5が壊れてしまった。
折りたたみ式キーボードの配線が切れたようで,一部のキーが反応しなくなった。まずはバックスペースキーが使えなくなり,それから次々とキーが反応しなくなっていったのだ。当然,このような状態になれば,ポメラで執筆することが難しくなる。

私にとって,ポメラを使わずに執筆することは耐えがたかった。そこで,フリマサイトにてDM100を購入した。

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DM5との違い

依然使っていたDM5とのいちばんの違いは,キーボードが「折り畳み式でない」ことである。
DM5をひざの上に置いて打っていると,キーボードが折り畳まれてしまうのだ。電車の中などで執筆することが多い私には,いささか不便に感じられた。しかしこのDM100では,電車だろうがどこだろうが,ラクに執筆できる。

DM100は,FlashAir対応や辞書,そして,Evernoteに保存するという機能さえ搭載している。ここまでくると,文章を書くことしかできなかったDM5と異なり,執筆を中心としたPDAのようである。
もっともEvernoteは,私が試したかぎりでは繋がらなかった。APIが変わったのかもしれないし,ファームウエアのアップデートが必要なのかもしれない。

用途

小説

以前の記事で私は,小説を手書きしていると書いた。しかし今では,すべてポメラを使って書いている。カフェや電車内などで執筆することが増え,入力し直すのが大変になったということがその理由だ。

普段パソコンを使って小説を執筆しているという方にも,ポメラをおすすめしたい。軽くて持ち運びやすく,起動が早くて電池持ちがいいのだ。すなわち,どこでも気軽に続きを書くことができる。バックアップを怠らなければ,作品が消えてしまう心配もない。

ブログ

ポメラをはじめて使ったときから,ブログの記事はほとんどポメラで書いている。
意外かもしれないが,ブログの場合,横にパソコンを置いて書くことも多い。パソコンで必要な情報を調べたり,資料を表示したりしながら,ポメラに入力するのだ。

それならパソコンでいいじゃないか,と思われるかもしれない。しかし,パソコンの画面上でテキストエディタとウェブブラウザを交互に表示させるのはいささか面倒だ。ポメラを使えばウインドウ切り替えだとかいう操作も不要で,目線を動かすだけで原稿と資料を行き来できる。

レポート

同じ学園の方も,このブログを読んでくれているかもしれない。ご存じの通りわが校では,単位を取るためにはレポートを避けて通ることはできないのだ。

一部の教科では,「考えたり調べたりすることが必要」で「他の教科と比べて非常に文字数が多い」レポートを提出しなければならない。

さて,こういった種類のレポートに取り組むときにも,ポメラは役立つ。問題文をポメラに入れて,カフェなどで書くのだ。図書館で調べ物をしながら書くこともできる。

注意点

バックアップ

小説など,長期にわたって執筆する文章の場合は,念のため定期的にバックアップしておきたい。

私はDM5を使っていたころ,書いていた小説が消えてしまったたことがある。ポメラはSDカードに対応しており,執筆中のファイルをそこに保存しておくことができる。消えた小説はSDカードに保存していた。おそらくSDカード側に原因があるのだろう。

しかし,いずれにせよデータ消失の危険はある。内蔵メモリーであっても,静電気やシステムエラーによって消えてしまうかもしれない。
そのため私は,定期的にパソコンにつないでバックアップを取っている。

パソコンが必要

他の機種ではどうなのか分からないが,DM5およびDM100の場合,ポメラ単体では,書いた文章をどうすることもできない
組版するにもブログに投稿するにも,パソコンが必要だ。ポメラの購入を検討されている場合は,ご留意いただきたい。

なお,スマートフォンでもFlashAirやUSBなどで接続し,ファイルを転送することはできる。しかし,スマートフォンは想定されている使い道がパソコンとは異なる。できることは限られるうえ,操作も難しい。

テキストだけ

ポメラはワープロではない。単純なテキストデータしか扱えないのだ。
見出しも,太字も,斜字も,ルビや横書き・縦書きもない。太字などはHTMLやマークダウン記法などを使うしかない。