「INFORBAR XV」を二ヶ月間使ってみた

4G(第四世代移動通信システム)に対応したストレート型の携帯電話「INFORBAR XV」を二ヶ月間使ったので,感想を記しておきたい。

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入手

私は2021年の8月に,これをフリマサイトで手に入れた。
近所の中古品店を探したが,どこにも売っているところはなかった。おそらく新品での発売もされていないと思う。

この携帯電話を欲しいと思った理由はずばり,「ストレート型の携帯電話を使いたかった」からである。折りたたみ式のガラホ(KDDIの商標。auが発売する,折りたたみ式の4G携帯電話。OSにはAndroidを採用しているが,ガラケーのような使い心地になるよう調整されている。)では,パカパカ開くのが面倒だ。かといってスマホでは,動作が重くて使えなくなることがある。

ドコモでは,ワンナンバーフォンというものが使える。私は中学校時代から愛用していた。
ワンナンバーフォンTM とは,スマホと同じ電話番号が使えるストレート型の携帯電話で,電話とSMSしか使えないというものだ。おかげで受験勉強のとき ――当時は全日制高校を目指していた―― でも緊急の連絡手段を確保できた。高校に進んでからも,スマホの電池切れをそこまで気にしなくてもよいため,気が楽だった。

家族がauを使っていることから,2021年1月にauに乗り換えた。そのとき,ワンナンバーフォンも使えなくなってしまった。しばらくはスマホを使っていたが,動作が重くなり,数ヶ月で壊れてしまった。
やはりシンプルな携帯電話が欲しいと思い,中古でガラホを買った。しかしそれが,8月に壊れたのだ。

耐久性

耐久性は,普通のガラホのほうが高いかもしれない。落としたらすぐ壊れてしまいそうだし,防水ですらない。私がこれまで使ってきたワンナンバーフォンやガラホはすべて防水なので,これは防水でないということを意識しないと,水につけてしまいそうになる。
風呂で何かがあったらすぐに救急車を呼べるということも,スマホでではなく ――スマホは水に濡れると,たとえ防水でもタッチパネルが反応しない――ガラホ等を使う理由だったのだが。

また,長くポケットに入れているとボタンが取れてしまう。なので,セロハンテープで付け直した。

電池持ち

合計10分ほど電話してSMSを5通ほど送受信し,そしてSignalを強制終了しておけば,
1日で10%ほどしか消費しない。ただし携帯電話というのは,電話しているときがいちばん電池の減りが速いと思う。

災害対策として,モバイルバッテリーを持っておくと安心である。それでも,これだけ電池持ちがよければ,よほどの大災害でもないかぎりモバイルバッテリーを使うことはないだろう ――ほかにも電子機器を持ち歩いているなら話は別だが。

Signal

「INFORBAR XV」は,電話やメールなどの基本機能に加え,LINEや+メッセージが使える。私はいずれも使わないのでオフにしておき,代わりにSignalを無理矢理インストールした。
見た目はガラケーでも,中身は一応Androidなのだ。無理すればSignalだって入る。しかしSignalの設定は面倒だった。時間があれば別記事を書くつもりだが,ここに設定方法を記しておく。

1.SIMカードを別の端末に入れる。INFORBAR XVでは,SMSを確認しようとしたら電話番号入力画面に戻ってしまう。
2.INFORBAR XVを無線LANに繋ぎ,Signalで電話番号を入力する。
3.面倒くさい画像認証をなんとか突破する。
4.SMSで届いた認証番号を入力する。
なお,INFORBAR XVに「Google Play開発者サービス」がないせいなのかわからないが,この端末の場合,Signalは新着メッセージを受信するため常に通信し続ける。そのため電池の減りが早くなる。
なので,使わないときは設定から,Signalを強制終了しておくことを推奨する。

特に画像認証が面倒だった。Signalはたしかオープンソースで開発されていたと思うので,KDDIさんにはSignal標準搭載のガラホを発売していただきたいものである。