小説を手書きする「本当の」理由

私は趣味で小説を書いている。ブログならすぐにポメラで打つが,小説の場合は基本的に横書きの原稿用紙に手書きする。外出先ではM6システム手帳に書く。

なぜコンピュータ時代に於いて,小説を手書きするのか。しかもインターネットを最大限活用した高校の生徒だというのに。

これからその理由を説明したい。

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入力時に ”編集” している

原稿用紙やリフィルに書いた原稿は,定期的にポメラで打ち,データ化している。私の場合,4枚程度溜まったら一気に入力する。

そのとき,原稿をそのまま打つわけではない。もっとふさわしい言い回しを思いついたり,文章としておかしいと感じたりしたときは,入力するときに手直しする
これは,原稿用紙数枚ごとに編集作業を入れるということである。

小説を書いているときは,いま書いているところで頭がいっぱいになる。
原稿用紙数枚ごとに日本語の文法や物語全体の整合性と照らし合わせて手直しすれば,ずいぶん書きやすくなる。

むやみに加除できない

小説は原則として,物語上の時間軸に沿って書く。すでに書いた箇所に書き加えたり,文章を入れ替えたりすることは少ない。
むしろ,それをやりすぎると混乱するばかりか,物語を組み立てられなくなってしまう

私は2020年の4月から12月まで,ある小説を書いていた。しかしそれを完成させることはできなかった。
思いついた場面をばらばらに書いていったので,小説全体の整合性を確保できなかったのである。
それ以降,小説を書くときは必ず時間軸に沿って書くようにしている。