メモ用文房具 “ジョッター”

メモ用文房具 “ジョッター”

“メモ” という単語の意味は広い。新規事業のアイデアを記すことも,”メモ” であるし,数分後には破棄されるであろう一時的な認証番号を記すこともまた,”メモ” とされる。

その “メモ” を適切に処理し活用するためには,事項単位で管理する ―新規事業と認証番号を同一の単位で扱わない― ことが重要であると私は思う。1枚,あるいは1ページにつき,1つの事項とするのだ。


ジョッターというメモ用文房具が存在する。開くと筆記用紙があらわれ,すぐに書き記すことができる。書き終えた用紙は,用紙入れに保存すればよい。

なお,文房具メーカー “PARKER” も同名の筆記具ブランドを有しているが,前者が普通名詞であるのに対して,後者は固有名詞である。

さて,私はメモ用文房具のジョッターを欲しいと思い,文房具雑誌を読んだり,通販サイトで検索したりして探した。だが革製のものばかり登場する。そして高価である。

別に革である必要はないのではないか。厚紙でも製造できるのでは?そう思った。


ここで私は,”カミテリア” の製品である <<メモッタラ>> を紹介したい。

メモッタラとは,”紙製のジョッター” である。高品質であるうえ,革製のものと比較して安価だ。

私は <<メモッタラ>>の存在を知り,衝動買いした。それから数カ月間使用しているが,今まで使用したすべてのメモ帳のなかで,最も満足している。


私はジョッターを便利であると感じている。その理由を示したい;

まず,メモを整理しやすいこと。システム手帳はリングを開閉する手間がかかるが,ジョッターならそれが不要だ。用紙単位での分類や保存,破棄が容易である。

つぎは,好きな用紙を選べること。厚さや書き味,価格などを基準に,任意の紙を選ぶことができる。5X3 “ジョッターサイズ” の情報カードを購入すればよい。また,自分で罫線けいせん や記入欄を印刷することもできる。

最後に,定期的に記入済み用紙を外しておけば,紛失した場合の被害を最小限に留められること。他者に知られたくない,あるいは知られてはならない情報を記入することがあるだろう。だがその場合,通常のメモ帳ならば,使い終わるまでそれを携帯するか,そのページだけを破り取るか,あるいはそこで使うのをやめてしまう,という選択肢しかなかった。

メモ帳を使い終わるまでに紛失するかもしれない。普通のページは破らないので,機密情報ページだけを破り取ると,管理上面倒である。まだ記入ページが残っているのに使用をやめるのはもったいない。

だがジョッターでは,記入した用紙は定期的に外して整理する ―そうでないと用紙入れにメモを入れられなくなってしまう― ことになるだろう。だから機密情報を携帯する必要はなく,管理も比較的容易である。


だが,そのジョッターにも欠点はある。―もしジョッターが完璧なものであったら,通常のメモ帳は市場から姿を消してしまうだろう―

はじめに,価格である。通常のメモ帳は,100円に満たない対価で,高品質なものが手に入る。対してジョッターは高価である。

<<メモッタラ>> であっても900円から1,200円 (投稿日現在:カミテリア公式サイトを参照した) という高価格で,継続的に使用するにはメモ用紙を別途購入しなくてはならない。

次は,書くことをためらいがちになることである。ジョッターでは,記入後,紙を用紙入れに移す ―あるいは破棄する― という手間がかかる。一方,通常のメモ帳なら,ページをめくれば済む話である。